グリットフォームローラーを使った感想を紹介します。
フォームローラーを使うようになってから足の疲れやだるさが取れて、立ち仕事も楽になりました。特に太ももの外側が張りやすく、膝に痛みが出ていたので助かりました。
ランニングするたびに膝の外側とふくらはぎに張りが出て困っていた時に、友人から紹介されたのがグリットフォームローラーでした。
グリットフォームローラーをお勧めする方
・膝周りに痛みを抱えている方(関節が炎症してる、腫れている場合はやめましょう)
・膝の痛むランナー(痛みのないランナーも)
・ウォーキングする方
・立ち仕事をしている方
・ふくらはぎが張る、疲れる方
・足が浮腫む方
グリットフォームローラーとは
筒状の道具で、周りに柔らかいEVA素材のクッションがついていて、そのうえで身体を転がしながら筋膜、筋肉を刺激して血流を良くします。
セルフケア用品なので、自分自身でやります。人がいなくても使えます。
また体幹トレーニングの補助具としても使えます(僕は使ったことはありませんが)工夫次第でいろいろな使い方が可能です。
グリットフォームローラーは筋膜リリース用の道具
グリットフォームローラーはいわゆる筋膜リリースと呼ばれる方法を個人で簡単に出来るようにする道具です。
筋肉がスムーズに動くためには、筋膜の滑りの良さが必要です。筋膜を柔らかくし滑りを良くして、解きほぐすことを「筋膜リリース」と言います。膜はがしと呼ばれることもあります。筋膜リリースを行うことにより、筋肉の柔軟性を引き出し、関節の可動域を拡大します。
筋膜リリースとは、筋膜の委縮・癒着を引き剥がしたり、引き離したり、こすったりすることで、正常な状態に戻すことを言います。筋膜リリースがときに「筋膜はがし」と翻訳されて呼ばれる理由もここにあります。
公式サイトより
グリットフォームローラーのサイズ感
長さ33cm×直径14cm、重さ604gです。iPhone7と比べてみるとサイズの感じがつかめると思います。
旅行や遠征などに持ってゆくにもギリギリのサイズ感と重さです。オプションで吊り下げる道具も発見しました。
グリットフォームローラーの凸凹の秘密
グリットフォームローラーの筒素材は体重負荷を支え、安定させる硬いABS樹脂構造、表面は変形に強く耐久性のあるEVA素材を使っています。その表面の凹凸はセラピストさんの手技を再現するような特殊な構造になっています。
Low&Flat(写真2の部分)
手のひらのように平らな部分で、面で押されている感じです。
Tubular(写真1、3,5の部分)
指のようなチューブ形状で、縦バージョンと横バージョンがあります。
High&Firm(写真4、6の部分)
指先のように突起した形状で、こするような刺激感があります。
グリットフォームローラーの周りは上記3つが組み合わさっていて、コロコロしながら自分の好みの刺激を加えられます。
コロコロする方向だけではなく、横方向に使ったときに凸凹の効果を発揮してくれます。
まあ何も考えないでコロコロしていても十分に気持ちが良いです(笑)
グリットフォームローラーは膝のどこが痛いときに使える?
膝の外側や内側の筋肉のつく場所(矢印のところ)が痛い場合に、周辺の筋肉を緩めるときに使うと良いです。専門的に言うと鵞足炎、腸脛靭帯炎が起こりやすい場所です。
どちらもランニングやウォーキングで痛みが出ることが多い場所です。繰り返しの動作で筋肉が引っ張られて炎症を起こします。
また単純に太ももの疲れやふくらはぎが疲れているときなどに日常的に使うと、スッキリ軽くなります。
グリットフォームメーラーの使い方
太ももに使う場合は横向きになって使います。地面にグリットフォームローラーを置いて、その上に太ももの外側で乗ってコロコロ転がします。内側も同様です
ふくらはぎの場合は地面にグリットフォームローラーを置いて、その上にふくらはぎを載せてコロコロ転がします。
ふくらはぎの場合は縦方向にコロコロだけではなく横方向に動かす方法も使いやすいです。
どちらも慣れるまでは痛みが伴うかもしれません。体重のかけ具合を調整しながら使うのが良いと思います。
僕も太ももの外側で使ったときは痛くて泣きそうになりました(笑)
グリットフォームローラーは膝以外の場所にも使える?
膝以外にもお尻、背中、腰などにも使えます。コツをつかめば腕などにも使えます。
背中をコロコロすると背骨が伸びるような感じがしてとても気持ちいいです。
グリットフォームローラーを実際に使った感想
初めてグリットフォームローラを使ったときは筋肉がかなり緊張していたので、そこそこ痛みを感じました。
筋肉が張っているところを誰かにマッサージされたような感じです(汗)ただ痛みに耐えてコロコロしているうちに徐々に緩む感じがして、痛みが軽減してゆくのを感じました。
終わった後はかなり血流が良くなって軽くなりました。
ランニングした後などにグリットフォームローラを頻繁に使うようになって、かなり膝の外側の痛みが軽減しました。いわゆる腸脛靭帯炎だったので、太ももの外側が緩んだことで骨と腱がこすれるのを減らすことができました。
またふくらはぎもかなり緊張していたので、太ももと一緒に緩めたことで軽くなりました。
また太ももの内側や外側が緩んだことで、ランニング中の足の上りが良くなりました。関節の可動域が広くなったようです。
誰の手も借りないで自分自身でできるので(セルフケア)自宅でテレビを見ながらコロコロしています。慣れると手放せないアイテムです。
グリットフォームローラーの使用上の注意点
・膝関節が腫れている場合や膝が曲がらないほど痛い時は使用をやめましょう。
・自分の体重を使って刺激をするので、体重がある方は特に気を付けて使いましょう
・膝の状態は自己判断せずに整形外科や接骨院で診察してもらいましょう
グリットフォームローラー購入時の注意点
価格の安い類似商品はご注意ください!!
探してみるとグリットフォームローラーの類似商品がたくさんあります。半分以下の値段で買うことも可能です。
が、実は僕も接骨院に置こうと思って安いのを買ったことがあるのですが・・
グリットフォームローラーの表面は柔らかいのでゴツゴツした感じがありませんが、この類似品は硬すぎて体重をかけるとかなり痛いんです(涙)
とてもじゃないけど自分でも使えないし、まして患者様に使うわけにはゆかないので、いまは放置状態です。安物買いの銭失いでした(涙)
グリットフォームローラーのまとめ
自宅で使うセルフケア用品としては圧倒的に使いやすいです。グリットフォームローラの類似品も使ってみて比べたところグリットフォームローラーが一番おススメです。
テレビを見ながらなどながらセルフケアができるのもポイントです(笑)
筋肉の張りや疲れはため込まないで早くとってあげましょう!
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